メニュー

【年末年始】発熱したらどうする?内科医が教える正しい対処法

[2025.12.26]

🟦 年末年始に発熱すると、不安になりますよね

年末年始は、多くの医療機関が休診となり、
「この熱は様子を見ていいの?」
「救急に行くべき?」
と迷われる方がとても多い時期です。

特に、

  • 夜間や休日に急に熱が出た

  • 子どもや高齢の家族が発熱した

  • 持病があって心配

このような場合、不安はさらに大きくなります。

そこで今回は、内科医の立場から
年末年始に発熱したときの正しい考え方と対処法を、
できるだけわかりやすく解説します。

🟦 まずは落ち着いて「状態」を確認しましょう

発熱があっても、すぐに受診が必要とは限りません。
まずは、次のポイントを確認してください。

✅ 熱の高さ

  • 37〜38℃台で、比較的元気がある
    → 様子を見られることが多い

  • 39℃以上の高熱が続く
    → 注意が必要

✅ 全身の様子

  • 会話ができる

  • 水分がとれている

  • 強い息苦しさがない

✅ 他の症状

  • のど痛み、咳、鼻水

  • 関節痛、寒気

  • 下痢、嘔吐

これらを整理するだけでも、
今すぐ受診が必要かどうかの判断材料になります。

🚨 こんな発熱は、年末年始でも受診を検討してください

次のような症状がある場合は、
当番医・救急相談窓口への相談をおすすめします。

  • 39℃以上の高熱が続く

  • 息苦しい、呼吸がつらい

  • 水分がほとんどとれない

  • 意識がもうろうとしている

  • 強い胸痛や激しい頭痛がある

特に、
👵 高齢者
👶 乳幼児
❤️ 心臓病・糖尿病などの持病がある方
は、早めの相談が安心です。

🦠 年末年始に多い発熱の原因

年末年始は人の移動が多く、感染症が増えやすい時期です。

● インフルエンザ

  • 急な高熱

  • 関節痛・筋肉痛

  • 強いだるさ

● 新型コロナウイルス感染症

  • 発熱、のど痛み、咳

  • 倦怠感

  • 風邪と区別がつきにくいことも

● その他

  • かぜ

  • 胃腸炎

  • 肺炎 など

原因がはっきりしなくても、
**大切なのは「今の症状にどう対応するか」**です。

🏠 受診できないときの過ごし方【市販薬での乗り切り方】

年末年始は、

  • すぐに受診できない

  • 検査や処方が受けられない

という状況も少なくありません。
そのようなときは、自宅での過ごし方がとても重要です。

💊 インフルエンザでも「必ず特効薬が必要」ではありません

「インフルエンザ=抗インフルエンザ薬が必須」
と思われがちですが、必ずしもそうではありません。

  • 若くて基礎疾患がない

  • 症状が比較的軽い

  • 発熱から時間が経っている

このような場合は、
つらい症状を和らげる治療(対症療法)だけで回復することも多いです。

💊 カロナール(アセトアミノフェン)は安心して使えます

カロナールは、

  • 発熱

  • 頭痛

  • 関節痛

を和らげる薬です。

✔ インフルエンザでもOK
✔ コロナでもOK
✔ 原因が分からなくても使用可能

「熱を下げると治りが悪くなるのでは?」
と心配される方もいますが、
つらい症状は我慢せず、楽にして休むことが大切です。

🌿 麻黄湯(まおうとう)も選択肢の一つです

麻黄湯は、

  • 発熱

  • 寒気

  • ゾクゾクする感じ

  • 体のだるさ

に使われる漢方薬です。

✔ インフルエンザでなくても使用OK
✔ 発症早期の寒気が強いときに向いている

「インフルエンザ専用の薬」というイメージがありますが、
発熱を伴うかぜ症状全般に使われる薬です。

⚠ 市販薬で様子を見てよい場合・注意が必要な場合

◯ 市販薬で様子を見やすいケース

  • 会話ができる

  • 水分がとれている

  • 息苦しさがない

🚨 受診を検討すべきサイン

  • 高熱が続く

  • 症状が悪化していく

  • 水分がとれない

  • 胸痛・息切れが出てきた

このような場合は、
市販薬で我慢せず、医療機関へ相談しましょう。

📝 まとめ|年末年始の発熱で大切なこと

年末年始に発熱すると、不安になりますが、

✔ 落ち着いて状態を確認する
✔ 受診の目安を知っておく
✔ 市販薬を上手に使って体を休める

これだけでも、安心して乗り切れるケースは多くあります。

「今は受診できないけど大丈夫かな?」
そんなときも、慌てず、正しい対処をすることが大切です。

❓ よくある質問(Q&A)

Q1️⃣ 熱は下げてもいいですか?我慢したほうがいいですか?

👉 無理に我慢する必要はありません。

発熱は体の防御反応の一つですが、
つらい状態で無理をすると、

  • 体力を消耗する

  • 水分がとれなくなる

といったデメリットもあります。

💊 カロナール(アセトアミノフェン)などで熱を下げてOKです。
「楽になって休める状態を作る」ことが、回復につながります。

Q2️⃣ 熱を下げると、病気が長引きませんか?

👉 基本的に心配いりません。

解熱剤は、

  • 病気そのものを治す薬ではありませんが

  • 回復を妨げるものでもありません

つらい症状を和らげ、体を休めるための薬です。

特に、

  • 頭痛

  • 関節痛

  • 寒気

が強い場合は、我慢せず使いましょう。

Q3️⃣ インフルエンザやコロナの検査は必ず必要ですか?

👉 必ずしも全員に必要というわけではありません。

検査が特に有用なのは、

  • 重症化リスクが高い方

  • 周囲に感染を広げる可能性が高い方

  • 治療方針を決める必要がある場合

です。

一方で、

  • 症状が軽い

  • すでに数日経過している

  • すぐに受診できない

このような場合は、
無理に検査を急がず、まず安静・自宅療養を優先しても問題ありません。

Q4️⃣ 発熱してすぐ検査して、陰性でした。安心していいですか?

👉 完全には安心できません。

インフルエンザもコロナも、
発症直後は検査で陰性になることがあります。

✔ 症状が続く
✔ 周囲に感染者がいる
✔ インフルらしい症状が強い

このような場合は、
翌日以降の再検査や経過観察が大切です。

Q5️⃣ 麻黄湯はインフルエンザじゃないと飲んではいけませんか?

👉 そんなことはありません。

麻黄湯は、

  • 発熱

  • 寒気

  • 体のだるさ

があるかぜ症状全般に使われる漢方薬です。

✔ インフルエンザでなくてもOK
✔ 検査前でも使用可能

「ゾクゾクする寒気が強いとき」には、特に向いています。

Q6️⃣ 市販薬で様子を見ていても大丈夫ですか?

👉 条件が合えば問題ありません。

◯ 様子を見やすいケース

  • 会話ができる

  • 水分がとれている

  • 息苦しさがない

🚨 すぐ相談すべきサイン

  • 高熱が続く

  • 症状が悪化する

  • 水分がとれない

  • 胸痛・息切れが出てきた

この場合は、
市販薬に頼り続けず、医療機関に相談してください。

Q7️⃣ 家族にうつさないために、何を気をつければいいですか?

👉 「検査結果」より「行動」が大切です。

  • 外出を控える

  • マスク着用

  • こまめな換気

  • タオル・食器を分ける

検査ができていなくても、
感染症を想定した行動をとることが、家族を守る一番の方法です。

症状が続く場合や、不安がある場合は、
年明けに街クリニックへお気軽にご相談ください。1月5日から診察しています。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

AIチャットに質問