【発熱したらどうする?】 すぐ受診?1日待つ?インフル・コロナ検査の正しい考え方
発熱したとき、このようなことで迷ったことはありませんか?
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すぐ病院に行ったほうがいい?
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インフルエンザの検査は1日待つべき?
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コロナの検査も必要?
このページでは、内科医の立場から
**「今どう動けばいいか」**が分かるように、
発熱時の受診タイミングと検査の考え方を解説します。
まず結論|発熱したら「つらさ」で判断してOK
発熱時に大切なのは、
**「検査ができるか」よりも「今つらいかどうか」**です。
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つらければ → すぐ受診してOK
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少し余裕があれば → 様子を見てもOK
我慢しすぎる必要はありません。
すぐ受診したほうがよいケース
次に当てはまる場合は、早めの受診をおすすめします。
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38℃以上の発熱がある
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39℃前後の高熱や強い寒気がある
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強い関節痛・全身のだるさがある
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息苦しさ、胸の痛みがある
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水分があまり取れない
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意識がぼんやりする
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65歳以上の方
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心臓病・糖尿病などの持病がある
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妊娠中、または5歳未満のお子さん
👉 重症化のリスクがあるため、様子見せず相談しましょう。
インフルエンザ検査は「すぐ出ない」は本当?
抗原検査の場合
インフルエンザの迅速抗原検査は、
発症直後では陰性になることがあります。
理由は、
👉 発症直後はウイルス量が少ないためです。
一般的に
発熱から12〜24時間後の方が、判定は出やすくなります。
それでも「しんどいなら、すぐ受診してOK」
大切なポイントです。
検査ができなくても、治療はできます。
発熱直後でも
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解熱剤
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漢方薬
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全身のつらさを和らげる薬
などで、症状を楽にすることが可能です。
こんな受診の仕方もOK
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今日はつらい → 受診して薬をもらう
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翌日以降 → 再受診してインフル検査
👉 これは正しい選択肢の一つです。
インフルエンザが強く疑われる場合
次のような場合、
インフルエンザの可能性は非常に高いと考えられます。
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インフルエンザ患者との明確な接触がある
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39℃以上の高熱
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強い関節痛・全身痛がある
この場合、
👉 新型コロナウイルス感染症の検査は必ずしも必要ありません。
症状と経過から、医師が総合的に判断します。
接触がはっきりしない場合は、コロナも考える
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周囲にインフル患者がいない
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思い当たる感染源がない
このような場合は、
今でも新型コロナウイルス感染症の可能性があります。
👉 症状に応じて、新型コロナウイルス感染症の検査を行うことがあります。
PCR検査について
新型コロナウイルスのPCR検査
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ウイルスの遺伝子を調べる高感度検査
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発症直後〜数時間後でも検出可能
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より確実なのは、発症後12時間以降
抗原検査よりも早い段階から診断できる可能性があります。
インフルエンザのPCR検査
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インフルエンザもPCR検査が可能
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発症後12時間以内でも診断可能
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抗原検査より感度が高い検査です
保険適応となる方
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妊婦の方
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5歳未満のお子さん
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65歳以上の方
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重症化リスクのある持病がある方(高度肥満BMI40以上、高血圧、糖尿病、慢性肺疾患など)
- 上記に当てはまる方で、発症から12時間以内で抗原検査での判断が困難なインフルエンザのPCR検査が可能です。
迷ったときの考え方
発熱時に迷ったら、次を目安にしてください。
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つらい → すぐ受診
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不安が強い → 相談してOK
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我慢している → 受診したほうが良いサイン
「この程度で受診していいのかな?」
と遠慮する必要はありません。
まとめ|発熱したら、我慢しすぎないでください
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発熱してすぐは、インフル検査が出にくいことがある
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それでも、つらければ受診して治療は可能
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翌日以降に検査する、という選択もOK
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状況によってはコロナ検査も必要
街クリニックでは、
症状・年齢・生活状況を考慮し、
必要な検査と治療を分かりやすくご提案しています。
発熱でお困りの際は、
どうぞ安心してご相談ください。
