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けが

けがの概要

けがは、日常生活の中で誰にでも起こり得る問題です。転倒や衝突、物を持ち上げる際の不注意など、さまざまな原因で発生します。軽い擦り傷や打撲から、骨折や深い切り傷などの重傷まで、けがの種類は多岐にわたります。ここでは、けがの概要とその処置や治療法について説明します。

  1. 擦り傷(すりきず):皮膚の表面が擦れて傷つく状態です。主に転倒や擦過によって起こります。
  2. 切り傷(きりきず):鋭利な物で皮膚や筋肉が切断されることです。ナイフやガラス片などが原因です。
  3. 打撲(だぼく):外部からの衝撃により、皮膚の下にある筋肉や血管が損傷を受けることです。腫れや内出血が見られます。
  4. 骨折(こっせつ):骨が折れることです。重い物が落ちてきたり、激しい運動で起こることがあります。
  5. 捻挫(ねんざ):関節が通常の動きの範囲を超えて曲がることによって、靭帯(じんたい)が損傷を受けることです。特に足首や手首に多く見られます。

けがの処置や治療法

けがの処置や治療法は、その種類や重症度によって異なります。以下に一般的な処置や治療法を紹介します。

擦り傷の処置

  1. 洗浄:まず、流水で傷口を洗い、汚れや異物を取り除きます。感染の予防には洗浄が最も大切です。
  2. 保護:清潔なガーゼやバンドエイドで傷口を覆います。湿潤環境を保つために、絆創膏や専用の軟膏を使用することも有効です。

切り傷の処置

  1. 圧迫止血:出血がある場合は、清潔な布やガーゼで傷口を圧迫して止血します。
  2. 洗浄:擦り傷と同様に洗浄は大切です。流水で洗い異物を取り除きます。
  3. 保護:傷口が深い場合や大きい場合は、専用の糸で縫い合わせる(縫合)必要なこともあります。浅い切り傷の場合は、絆創膏やステリストリップ(医療用テープ)で保護します。

打撲の処置

  1. 冷却:打撲直後に冷やすことで、腫れや痛みを軽減します。氷嚢や冷たいタオルを使用しますが、直接肌に当てず、布で包んで使用します。
  2. 圧迫:弾性包帯を巻いて圧迫することで、腫れを抑えます。
  3. 安静:患部を動かさず、安静にすることが重要です。

骨折の処置

  1. 固定:骨折が疑われる場合は、動かさずに固定します。応急処置として、板や雑誌を利用して固定することができます。
  2. 医療機関への受診:骨折は専門的な治療が必要です。速やかに医療機関を受診しましょう。レントゲン検査を行い、必要に応じてギプスや手術による治療が行われます。

捻挫の処置

  1. 冷却:冷却することで、腫れや痛みを軽減します。氷嚢や冷たいタオルを使用します。
  2. 圧迫と挙上:弾性包帯を巻いて圧迫し、患部を心臓より高い位置に上げることで、腫れを抑えます。
  3. 安静:患部を動かさず、安静にすることが重要です。必要に応じて、松葉杖などを使用します。

 

けがは誰にでも起こり得るものであり、その種類や重症度によって適切な処置が必要です。軽いけがの場合でも、適切な処置を行うことで回復を早め、感染を防ぐことができます。重いけがの場合は、専門的な治療が必要になることが多いため、早めに医療機関を受診することが大切です。
当クリニックでは、けがの処置や治療に関する相談や治療を行っています。どのようなけがでも、お気軽にご相談ください。最適な治療法を提供し、早期の回復をサポートします。

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